HSPトップページ:DIY、自分でやってみよう
2011.11.29
HSPiP Team Senior Developer, 横浜国大非常勤講師 山本博志
HSPiPを使えばそれなりに色々なことができる。しかしHSPiPの吐き出すデータを高度に利用するとさらに色々なことができる。それは自分のやっている仕事は自分が一番良く知っているから可能になる。それをお手伝いする方法を解説しよう。
経皮吸収型ドラッグデリバリーシステム(TDDS: Transdermal Drug Delivery System):気管支ぜんそく薬など胸にパッチをあてて薬を経皮で送り込むシステムにHSPがどのように役に立つか検証してみた。HSPだけでなく表面張力も大事という意外な結果になった。
アセトアミノフェンの定量的溶解性:Paracetamolは解熱鎮痛薬の一つで、軽い発熱や頭痛などに用いられる医薬品だ。 これがどのような溶媒にどのくらい溶けるかをHSPを使って定量的に解析を行った。アセトアミノフェンと特異的に相互作用する溶媒があることがわかった。
ヒスタミン受容体拮抗剤:N-カルバモイルアミジン誘導体のH2-遮断活性と分子の置換部位のHSPを検討した。レセプターのHSPを決定したところ、置換部位のHSPと近いものほど活性が高いことが確認された。さらに活性に与える影響の大きい物性として、分子体積、logBCF(生物濃縮性)、表面張力などが見つかった。 そうしたQSARを行う場合には自分でやってみないとならない。
吸入麻酔薬の麻酔強度とハンセン溶解度パラメータ:吸入麻酔薬の麻酔の強さ、最小肺胞濃度(MAC: minimum alveolar concentration)と分子構造の相関を検討した。意外にも溶解度パラメータが大きな役割を果たしている事が分かった。この取り扱いは通常のハンセンの3次元空間での位置だけではなく、YMBをうまく利用する必要がある。そこで自分でやってみよう(DIY)で解説しよう。
HSPiPの新版、ver. 3.2は中々出そうもない。最近、自分はプログラミング環境をHTML5+JavaScriptへ変更した。ところがWindows用のブラウザーのうちインターネット・エクスプローラ(IE)がこれをサポートしないため、Windows派の先生が首を立てに振らないことも原因の一つだ。まだバグがあるのでHSPiPユーザー全員にというわけには行かないが、HSPiPの大口ユーザーで、ベータ版と承知の上で申し込まれたユーザーにはパスコードを発行し始めている。このパスコードはピリカで化学の他のプログラムでも有効だ。HSPiPの購入者で参加を希望される方は、購入時に登録したメールアドレスから連絡を頂きたい。
PirikaではSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)への移行を検討しています。それはJAVAやHTML5などを使った計算をWeb上で行うのはセキュリティー上怖い(もしくは禁止されている)という意見が多いからです。自作のプログラムをWebアプリケーションとして提供できるSNSは、HTML5をベースとしたFaceBookか、JAVA(もしくはGo)をベースとしたGoogle+です。下のボタンでどちらが使いやすいか投票して頂けたらと思います。


