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2005.1.14

MOPAC、遷移状態理論の参考書。

遷移状態の求め方は私なんかが説明するよりも堀憲次先生の著書を良く読んでいただくのが一番です。

参考書:

分子軌道法でみる有機反応 ーMOPAC演習ー
田辺 和俊、 堀 憲次 編   丸善株式会社  2472円

様々な有機反応を分子軌道的に解析を行った事例が多数収録されている。ほとんどの反応の遷移状態の求め方が詳しく記載されています。

計算機化学実験
堀 憲次、山崎 鈴子 著  丸善株式会社  2800円

MOPACだけではなく、ガウシアンまで含め遷移状態の求め方、キーワードの使い方が詳細に記述されています。

分子軌道法MOPAC ガイドブック ー2訂版ー
平野 恒夫 、田辺 和俊 編 KAIBUNDO 3914円

ちょっと古いですがMOPAC7を中心にキーワードの使い方が詳しく紹介されています。

有機反応と軌道概念
藤本 博、 山辺 信一、 稲垣 都士 共著 化学同人 3200円

最近の書籍では反応を議論するときに活性化エネルギーだけで議論していますが頻度因子を分子軌道で扱うやり方がきちんと記載されています。(ただし、計算式に誤りがあります)

ラジカル重合論
井本 稔 著  東京化学同人 2270円

ものすごく良い本です。残念ながら絶版らしく入手は困難です。この本に限らず井本先生の著書は分子軌道と有機反応について非常に明快な関連づけがあり参考になります。


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