自分がよく使う溶媒をまとめておくと、ある溶質(ハンセン溶解度パラメータ、HSPが分かっているとして)を溶解する混合溶媒の設計は簡単だ。このデモにはQ3CのClass 3の溶媒と市販されているグリーン・ソルベントと言われているものを入れてある。2010.07.29


ESTASOL™ Oxygenated Solvents


Eco-friendly solvent

JAVAが有効なブラウザーを使っていれば上のような画面が出てきます。でてこない場合にはJAVAのオプションを確認してください。

溶質のHSPから最も短い(混合)溶媒のHSP距離を求めれば良い。

HSP距離

HSP distance(Ra)={4*(dD1-dD2)2 + (dP1-dP2)2 +(dH1-dH2)2 }0.5

具体的には、各溶媒群の組み合わせで、溶媒比率A:Bを1%刻みで変えながら、混合溶媒のHSPを計算し、溶質からのHSP距離を求める。HSP距離が最低になる混合比率を順番に求める。

混合溶媒のHSP

[dDm, dPm, dHm]=[(a*dD1+b*dD2), (a*dP1+b*dP2),(a*dH1+b*dH2)]/(a+b)

混合比率は体積で計算する。

 

使い方の例はこちらの記事を参照してください。