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Last Update

02-Jan-2013

2004.3.5

StarSuite7を購入した。 最近買ったMURAMASAにインストールした。どのくらい使えるのか色々いじくってみようと思う。(これまでにもThinkOffice、OpenOffice、HancomOfficeなどを使ってきたが読み込みの遅さ互換性の低さでどれもマトモに使った事はなかった。)
このマシンはもともと持ち運びのみを考慮して購入したマシンなので、パワーポイントやWordとJAVAのデモが使える程度でよい。一番近いのは3月23日に行う分離技術会での講演なのでその資料がどのくらいちゃんと開けるか確認してみた。できたてのほやほやの予稿はマックのMSオフィス2001のwordで書いたもの。これをStarSuite7で開いてみた。

大体はちゃんと読み込めているのだけどエクセルのグラフをペーストした部分がこのようになってしまう。これはパワーポイントの書類を開いた時も同じだ。エクセルのグラフだけがバックグラウンドが黒くなってしまう。マックに戻ってペーストする時にエクセルのオブジェクトではなく、形式を選択してペーストで”図”を選択してペーストしてみたけどダメ。でもエクセルのファイル自体はStarSuite7で開く事ができてこちらの図は問題ない。オリジナルのグラフは全部取ってあるが今までのファイルのグラフを全部差し換えるのは”いやだ”。書類の中にちゃんと納まるように、軸とか原点とかを調整してある。最初からこれで作るならそれなりには使えそうだがword,powerpointのグラフが作り直しでは自分の用途では使えない。

自分は化学系で有機化合物の物性研究をやっている。この化学の世界では化合物にはCASナンバーというものが割り振られている。これはXXXXX-XX-Xというハイフォン2つで区切られたナンバーである。このCAS#と物性値をテーブルで扱う事が多いのだがこれをEXCELで開いてしまうと例えば72-12-3とかの部分が勝手に1972/12/03に入れ代わって、12月3日という表示になってしまう。一度重要なデータベースを読み込んでセーブしてしまいエライ目にあった。勝手に19とか0を付け足してしまうのでもう修復できない。それと科学系の仕事では0.800と0.8は同じではない。例えば密度が0.800といえば少数点以下3桁目まで精度がある0.800なのだけど0.8といったら少数点以下1桁目しか精度が無い。Excelではこれが共に0.8になってしまい精度が分からなくなってしまう。この2点で化学系の自分はExcelは使い物にならないと主張していたが、StarSuite7でも全く同じ現象が出てがっかりである。せめて初期設定とかでかえられるようにはできないのだろうか?

2004.4.8
PowerPointの修正を試みる。書いた文字をドラッグがどうにもやりにくい。マウスで掴もうとするとモードが変わってしまう。しばらく使っているとクラッシュ。ファイルはセーブされたと出るが諦めてマックに持ってきてマックのPowerPointで開くと文字とかがぐちゃぐちゃになっている。最初から全部これで作るならいいけど、修正、加筆、他のマシンへの移動はできないと思った方がよい。

2004.4.15
ExcelでCH2(R)『リングの一部のCH2基』と打っているとそれがCH2トレードマーク(○の中にR)に自動的に変換されてしまう。書式設定ではテキストになっている。なんでそうなるのかどうしたらもとに戻るのか判らない。StarSuiteで試してみた所ちゃんとCH2(R)と入力できた。

続く。

ちなみにマックではスクリーンショットはCommand+Shift+3でとれる。これはOSレベルでサポートされている。Windowsは良く知らないのでStarSuite7の画面をキャプチャーするのにはClipdeskというフリーウエアーをYahooで見つけてきて使った。良くできたソフトだ。