Pirika logo
JAVAと化学のサイト

Pirika トップ・ページ

Pirikaで化学

ハンセン溶解度パラメータ(HSP):

雑記帳

その他の雑記帳

化学者@庭
琵琶
枝豆
ふだん草
銀杏
ごうや1
ごうや2
早贄
とうもろこし
ネギ

インク切れ
ピンク・ガーデン
バラ
トマト

 

 

 

 

 

Last Update

02-Jan-2013

2003.12.XX

ミニ・トマトには苦い思い出がある。つくばへの出向が終わって会社の社宅に入って2年目、ベランダにミニ・トマトを植えた。社宅の並びにちょっとしたストアーがあってその中に花屋があって思わず苗を2本買った。それが2000年の5月。彼等はプランターで我が家の一員のような顔をしておとなしく成長をはじめた。写真左

2000.5月2000.7月

奥の左側がそのミニ・トマトだ。まー初めての経験だからうまくいかなくて当然だけど、このミニ・トマトどんどん成長してしまった。このベランダは横浜の中でも最も高いところに位置して日の光だけは豊富。そして急成長を遂げてついにはベランダの天井まで届いてしまった。(写真右)やたらと水分を欲しがり、ちょっと水が足りないと萎れる。かといって最初1ー2個実がなったきり後は全く実がつかない。うーむ。ミニ・トマトはできる実はミニでもこんなに巨大になるのかと感動はしたけど食べる事はできず終わってしまった。

それから3年、えのころチビズはミニ・トマトが大好き。そこでその時の雪辱をと庭にはミニ・トマトを植える事にした。苗を7本買ってきて、まずおじいちゃん(野菜づくり歴40年)に作り方を教わった。前回の失敗は自由に大きくさせた事。ドイトに行くとトマトポールというトマト用のくねくね曲がったポールが売っている。その高さ(1mちょいぐらいかな)を超えたらその先の成長点は全部摘んでしまう事。横から出てきた枝は3本のこして後はきる事。肥料はいっぱいあげるようにというアドバイスのもとトマトづくりが始まった。自分の通勤路にはトマト畑があった。ある日歩いていると農家の人がトマトの花に霧吹きみたいなもので液体をかけている。思わず声をかけて聞いてしまったのだが、「トマトには受粉が必要だけどミニトマトならいらないよ」と言われ一安心。

新聞かなにかで読んだのだけどなるたけ水は少なめにした方が甘くなるという記事があった。地植えなら4日に1回ぐらいでいいそうだ。その方が根が良く伸び肥料も行き渡り甘くなるらしい。ところが今年は夏の間中長雨。ちょっとトマトにとってはいい年ではなかったようだ。(通勤路の農家ではトマトの収穫をあきらめ枝で腐っていっていた。)

それでもうちでは実もたわわになり一杯収穫できた。

えのころチビズはミニトマトが大好き。どのくらいトマトが好きかというと最後の一個は口の中に入れたまま食べない。ずーっと舌の上で転がしている。そのうちに暖まってくるがそれでも食べない。余談だけど、えのころチビズはおむつにウXコをした後それをトイレに流しに行く。トイレにぽちゃんして「さージャーいくよ」って言うと「バイバイ」って言う。トマトを口の中に入れたまま下を向きバイバイって言ったもんだからトマトはころり、ウXコと一緒に流れて行ってしまった。悲しんで泣く事、泣く事。でも大人は爆笑でした。(食事中の人ごめんなさい。でも子供のウXコは汚いと思ったら暮らして行けない。おむつを変えた後手を洗ったかなーって思い出すのはキーボードをたたき出して随分後になってからてな事がしょっちゅう)それでも庭にはいくらでもなっているので大事にはならなかったが...。

7株あると、(最盛期には)1週間に2回このぐらいとれる。収穫前に雨に遭うと実が割れてしまう。実の中が水で急に膨張して皮がそれに追随できなくて裂けてしまうようだ。また、トマトは庭に2列植えたのだが、日の当たらない側のトマトはほとんど収穫できなかった。(もっとも日の当たらない側は水はけも悪かったのだが)来年は植え方をよく考えよう!