2027.7.23
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Pirika ツール群 > HSPiPプラス > データ作成機能
HSPiPプラス

このソフトには、2025年HSPiP ver.6.2を作った際に、私(pirika.com 社CEO, 山本博志)が準備したが、Abbott教授の拒否権で搭載されなかった機能を搭載している。
2026.8.6最初のバージョンがリリースされた。
[1. HSPiPのデータ作成]
HSPiPでは、ソフト中でCASなりで検索してメインテーブルに移してScoreを手打ちしなくてはならない。Scoreが実数なら気が狂う。エクセルからの列ペーストを進言したが聞き入れてもらえなかった。DBが改定されても、エクセルからインポートされてしまうとチェックが働かなくなるからだという。また、データフォーマットもタブ区切りのテキストフォーマットからxmlに変えてしまった。これはCAS番号の自動日付変換機能(ExcelのCASキラー)対策と先生は言うが、人間には非常に見通しの悪いファイル・フォーマットになっている。いくら進言してもダメなので山本版のデータ作成機能は山本独自に実装した。HSPiPのデータベース機能をフルに使っているのでHSPiPユーザー以外がHSPiPプラスを使うことはできない。HSPiPのデータベース機能を作ったのが私(Pirika.com社CEOの山本博志)であるから作成が可能なのである。模造のソフトがあったとしても、中身は真似られない。言葉で説明してもわかりにくい。動作のイメージを体験できる。
[2. データの準備]
低分子(溶媒)を扱うのであれば、溶媒のCAS番号と、その溶媒を使った場合の良し悪しの評価を一覧にしておくと良いだろう。HSPiPには10KのDBが搭載されている。11,000化合物のCAS番号、SMILESの構造式、HSPの値、その他溶解に関する物性値を山本が収集した。実際には多くのデータは空欄である。空欄ではデータ作成ができないのでYMBを使った推算値で埋めてある。つまりHSPiPのDBは実測のものと推算のものが混在している。どの値が推算なのかは公開していない。これは最近のAIでも問題になっているように、クラッキングしてデータを取り出し”蒸留”して自分のパラメータと称す行為に対する防御である。
高分子を扱うのであれば、あまりCASは役に立たない。Polymer-SMILES(ポリマーの繰り返し単位を[X]で囲んだSMILES)とScoreを準備する。
[3. CAS番号から作成 ]
HSPiPプラスのテーブル部分のCASカラムにCAS番号をペーストする。Excelでコピーしてペーストすると列が正しくペーストできる。(スライダーで右の方をチェックしてほしい。
Jspreadsheet CE
YMBボタンを押し、CASカラムに値がある場合にはCAS番号をDBサーチする。CASが登録されている場合には相当するSMILESも登録されている。DBをサーチし実験値、オフィシャル値があるものはその値を使い、無い場合にはSMILESを使いYMB計算の推算値でテーブルを埋める。CASがDBに無い場合には空欄になる。Scoreにエクセルからペーストを行うとテーブルが完成する。出来あがったテーブルをエクセルにコピペしておく。
Jspreadsheet CE
HSPiPプラスのxmlボタンを押すとテーブルをxmlフォーマットに変換したデータがテキストエリアに出力される。これをメモ帳に貼り付け、file名.hsdxとセーブするとHSPiPで読み込む事ができる。
[4. SMILESの構造式から作成]
YMBのSMILES解析は、イオン性のもの、塩類は扱えない。数種類のイオン液体や疎水場と親水場に分けた界面活性剤はHSPが定められているが全く別の取り扱いになる。
あまり一般的で無い医薬品のような中分子を扱うのであれば、最初からSMILESの構造式で扱う方が良い。ポリマーの場合は必ずSMILESで扱う。CASの場合と同じようにSMILESの列にSMILESをペーストする。
YMB(ポリマーの場合はYPB)ボタンを押すとHSPの値、MVOLの値は推算値で埋められる。No. Name, Score, CASは空欄になる。ScoreはExcelからペーストする。その他の欄は必要に応じて適当に埋める。(計算には用いない)
CASでサーチされなかった化合物は、別途SMILESから計算を行ってテーブルを埋める。基本Excelとソフトを行ったり来たりする使い方になる。
[5. ネット・スクレイピングはしない]
HSPiPのDBはたかだか1.1Kなので登録されていない化合物も非常に多い。ネットにアクセスする機能が許されるのであれば、化合物名からCAS, SMILESを自動収集するWebアプリを作ることは簡単だ。生成Aiに頼んだらすぐに作ってくれた。そうした方法で、名称、CAS、SMILES、Scoreの一覧をExcelに作っておく。
この機能を実装するのは難しく無いが、ユーザーによっては化合物が特殊でその化合物が調べられていること自体を隠したい場合がある。そこで敢えて実装しない。まー生成AIにとっては簡単なので、必要であれば頼めば良い。
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