pirika.comで化学

2021.11.29

pirika.comでの化学は大きく分けて3つの化学を扱います。

情報化学+教育 2011年-現在

 

これまでに、横浜国大で10年近く非常勤講師として教えてきました。スポットでは、東大などでも講義しました。

私は40年近く前に、初めてNECのPC-8801を購入して分子模型をお絵描きして「化学とコンピュータ」に非常にワクワクした世代です。現在のAI・ロボティクスにも同じようなワクワク感を覚えるのと同時に、「化学を人間から奪いかねない」危機感も感じています。

そこで、最近は「後40年、AIに仕事を奪われない為に,今学ぶべきこと」をメインテーマに教えています。(2022年も横浜国大で講義します。)チャンスがあれば他の大学、高専などでも教えてみたいと思います。

その中で一番基礎になるのは、情報化学教育だと思います。

退職を機に、大学だけでなく、企業向けにもハンセンの溶解度パラメータとYMB,YPB,それらを使った情報化学を教えていきたいと思っています。

私は20年以上前から物性推算/逆設計を、様々な分野の素材に対してやってきました。

物性推算/逆設計は Chemo-Informatics(化学情報学),
Materials Genome(材料ゲノム), Materials Informatics(材料情報学) と名前を変えてきていますが、その本質は逆設計だと思っています。

pirikaのツールなどを使って、化学系研究者が逆設計を自由に操れるようにする教育を進めていきます。

MAGICIAN (MAterials Genome Informatics and Chemo-Informatics Associate Network)養成講座や,大学での授業をベースにしたMOOC(Massive Open Online Course:世界中の大勢の人々が参加できるオンラインのオープン授業)をスタートしています。

特に国籍にはこだわらずニーズを掘り起こしていこうと思っています。

ハンセン溶解度パラメータ (HSP) 2008.7-現在

カルフォニア工科大学の友人が、ハンセンの溶解度パラメータを開発しているハンセン先生とアボット教授を紹介してくれました。

それからと言うもの,そちらの方の開発に時間をかなり取られています。
Pirikaの物性推算式の多くは、HSPiP(Hansen Solubility Parameters in Practice)に搭載され,販売されています。

そして,そのソフトの様々な使い方をpirikaで紹介しています。
多くのユーザーから、欲しい機能の提案を受け、HSPiP開発に反映させています。これまでは、日本のユーザーからの提案は受け付けていませんでしたが、2020年からはいろいろ始めます。

Hansen先生やAbbott教授は、HSPをベースとした特注機能を付け加えたソフトを、特定の会社向けに開発して提供しています。
そうしたニーズが日本にどれだけあるか分かりませんが、そうした活動も始めようと思います。

退職を機に、HSPiP販売、サポートのアジア全域を任される事になりました。

化学全般 (1990-現在)

Pirika.comのスタート時点からやっている化学です。

1990-1991:カルフォニア工科大学のゴダード教授のところに留学して、分子軌道計算、電荷平衡法計算、分子力学計算、モンテカルロ計算などコンピュータケミストリーを学びました。Macを購入してMacのプログラミングにハマりました。

1995-1999:つくばの国立の研究所で、代替フロンの分子設計、逆設計を行いました。ニューラルネットワーク法を学び、情報化学にのめり込みました。このころ開発言語をCからJAVAへ変更しました。PirikaのHP開設したのもつくば時代です。

2005-2007:双子の子育てをしながら,日大の化学工学で博士号をとりました。化合物の物性推算、特に蒸気圧、気液平衡とイオン液体はたくさんやりました。

2008-現在:カルフォニア工科大学の友人が,デンマークのハンセン先生とイギリスのアボット教授を紹介してくれました。この二人は有名なハンセンの溶解度パラメータ(HSP)を開発している方達です。自分も上級開発者として迎えられ開発に貢献しています。開発言語にC#を付け加えました。

2011-:横浜国大で非常勤講師を始めました。開発言語をブラウザーや電子書籍でも動くようにHTML5+CSS+JavaScriptも取り入れました。

2022-:第一薬科大学でも非常勤講師も始める予定です。

これまでに行ったことをまとめ、pirikaで情報発信しています。


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