HSPiP ver. 5.4.x とver.6

近々、HSPiP ver.5.4.Xがリリースされる。このバージョンはver.6向けに機能を整理したバージョンになる。ver.6 は久しぶりの大メジャーアップデートになるので、多くのことが変更になる。その前に、機能を整理して、いらないものは消し去ることになった。
現在(2021.12.27)のHSPiP最新バージョンは、5.3.09になる。このバージョンが、Windows 11以前の最終バージョンになり、旧バージョンを使い続ける必要のある研究者向けに提供され続ける(とAbbott先生は言っている)。

5.4.xは過渡期のバージョンにはなるが、変化の方向を把握しておくには良いだろう。
pirikaから購入した場合には、How to Useの日本語版を提供していた。
5.4.xについては過渡期のバージョンであることから日本語版は作成しない。
(5.3.xの日本語版はこれまで通り提供する。)

Ver.6 では、Y-MBのHSP関連(EA:電子受容性, ED:電子供与性も含め)の推算方法が根本的に変更になる。これまで、一部の大口ユーザー(CLIライセンスユーザ)に使ってもらい、細かい修正を行ってきた。顔料などの分散などを考えるなら、これまでのHSPiPとは比べ物にならないほど有用だろう。
これまでの、
a1< δD <a2
b1< δP <b2
c1< δH <c2 などと範囲で指定していたのが無意味になる分野が出てくる。

このような変化は、以前の特許や論文の再現性や、請求の範囲に大きな影響を与えるだろう。そこで、5.3.09は今後も残すことにした。

新しいバージョンになれば、これまでにHSPが適用できなかった分野、上手く説明できなかった分野、(場合によっては、既存の特許請求範囲の無力化)などへの利用が広がるだろう。最新情報に注目していて頂きたい。

こうしたブログを出すと直ぐに、評価版のver.6を先に使わせてほしいと言ってくるところがある。特許や論文書くなら圧倒的に有利になるからなのはわかるが、CLIライセンスなどの大口ユーザーで、普段から、特許や論文をやり取りしてプログラムを練るのに協力して下さったユーザー様優先なのでご理解いただきたい。