Excel on the WebでOffice Scriptを使ったY-MBが動くことは前に書いた。
これをPower Automateを使って自動化してみた。
メールの件名がSMILESだった時に、本文のSMILES構造式をエクセルの所定の位置に自動的にペーストする。
いろいろ試行錯誤を重ね、SMILESが一つであれば無事に動くようになった。
![](https://www.pirika.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/2d274ec9d163d48fb15bb4ed75dc4c72.png)
そのSMILESの構造式を解析して結果のHSPの値をエクセルのテーブルに書きこむ。
(この部分のマクロは既にできている。)
![](https://www.pirika.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/3b982371eb26e3cae346d7faf625116e-1024x320.png)
マクロのボタンを押すと、A2にあるSMILESを読み込みハンセンの溶解度パラメータを計算して、テーブルを埋める。
次はPower Automateからマクロを自動で走らせる部分と、計算結果をメールで返送する部分だ。
クライアントにだけ教えてあるメールアドレスにSMILESの構造式を送るとHSPが返送されるシステムが作れることになる。
まーそれが何の役に立つかといえば、役には立たないか。
今でもpirika.comの非公開のページでSMILESを入力すればHSPを計算するページがあるし。
でも、もしかすると社内でMIの識別子作成を自動化しているところが、高額で買ってくれるかもしれないな。
エクセル以上の難しいことは覚えたくない人種が大勢いるところにも良いかもしれない。
まー、今のところは単なるOffice ScriptとPower Automateの手習だ。
それにしても、Power Automate Desktop for Macは出ないのかなー。
ちょっと難しいか。