大学の先生も、コンサルもオワコン 人間に残る職業。AIの家庭教師なんていいな

オワコンって普通に使っていたけどAIが「終わったコンテンツ」の略だって教えてくれた。知らなかった。

2016年の大学の授業でオックスフォード大学の「今後10年で無くなる職業」を取り上げた。レポートは2014年末出たので出回ったのは2015年、今年で10年目。レポートが正しかったかどうか判断できる。

あたりつつあるものもあるが、まだまだのものも多い。

そうした変化が起きた場合、無くなる職業もあるけど、新しい職業も生まれるとされた。当時は変化に対応するため、IT人材の育成が急務だとされた。
大学入試に情報が加わったのは、こうしたレポートが大きな影響を与えたと思う。

しかし、10年経ってみると、AI用のプログラムの80%はもうAIが書く時代になってしまった。プログラマーの大量解雇が始まっている。高校程度で習った情報で太刀打ちできるはずがない。

2016年の授業の時に、学生にこんな話をした。


予習や復習などしない。バイトや就職活動に忙しい学生。暇な時にゆっくりAIに教わればいい時代が来る。

10年経って実現した

pirika.comのページをAIが学習、AIが人に教える。どんどん進んできている。
お互い無駄な労力を省ける。もう僕が大学で教える必要はない。

学生だけでない。企業も同じだ。本当に、お世辞でなくよくできている。
僕をコンサルに雇うのなんか止めて、ChatGPTにpirika.comのページをまとめて報告するように依頼すれば良い。
HSPiPのマニュアルだって、AIに学習させて「私の知らない部分の要点をまとめて教えなさい」って命令すればいい。AIがどうやって「私の知らない部分」を知るのかとても興味ある。

ドーナッツの穴はそこにあるのに、どうやったらAIに穴には何もない事を教えられる?

今年の8月にMITから似たようなレポートが出た。
「12.5億人の知識労働者」を襲うAI代替の現実的タイムライン
というものだ。

MITの予想する大事な人間能力は次のようなものらしい。
「EPOCH」能力(共感、物理的存在感、倫理的判断、創造性、ビジョン)

この予想は当たるだろうか?
オックスフォードもMITも消えた分、新しい職業が生まれる
という。
12.5億人が同じ能力の「生成AI」を使って新しい職を奪い合う?
人間の能力なんて関係なしに?

蜘蛛の糸登るようなものだ。

僕の予想は
それを職業と呼んで良いなら、「お金にならない、マニアックで、非統計的活動」が人間に残される職業だ。お金になることは、AIを使って独り占めする人がかならず出現する。MITが正しいか、僕が正しいか10年後が楽しみだ。

どんな職業が考えられるか、AIが投稿してくれるといいのだけど。

pirikaのページ作るなんて合致するかもな。