pirika研究会で、HSPiPのおさらい

実践ハンセンの溶解度パラメータ(HSPiP: Hansen Solubility Parameters in Practice)の使い方をpirika研究会でやっている。
今回の参加者は皆頑張り屋だ。隔週の水曜日、夜9:00。参加するだけでも大変なのに、容赦無く宿題も出すし。
現在の研究関連だけでなく、将来進む方向の会社の特許まで解析させるし。

自分にとっても良い機会だった。
HSP関連のデータ・ベースは自分が管理しているし、Y-MB、Y-PBの物性推算機能は全部僕が作っている。だから、HSPiPの中身は皆理解している。

ところが、僕はMac使いだ。これまではHSPiPを動かすのはマックの上でparallelを使って動かしていた。ところが、M1マックになってからparallelが動かない。(最近動くようになったとかも聞いたが)

まー、つまり、HSPiPを普段使いはしていない。
必要な機能は元々Macで開発してwindowsに移植しているので、Mac版の方が進んでいる。

今回、ZOOMでハンズオンでHSPiPの使い方を教えるために、古いSurface4をRemote Desktopで繋いでいる。これが、すこぶる調子が良い。(一部キーボードの問題はあるが)
僕も色々な例題を作るし、生徒にも作らせる。
実際に手を動かし始めると生徒も面白がって色々使い始める。
その機能を思い出すためにまたHSPiPをおさらいする。
実際にやってみるとバグも見つかる。(Abbott先生のミスのようだ)

補助用のプログラムも再稼働させたり、コンバーターも一つ作らにゃ。

これで1.5時間の講義が8回分手に入る。
今回は無料の研究会だけど、将来、2日コースの有料講習会に使うのも良いかな。
もしくは、コンサル相手だけに教える方が、講義としては面白そうかな。