2026.5.12
明日からMI部署で頑張って!って言われたら > Excelからコピペなんてできない
[0. ストーリー]
「3. データをエクセルからコピーして解析ツールにペースト。結果をコピーしてエクセルに戻す。面倒だ。」そんな面倒なことできる研究者はいないよ。どうにかして。
それなら解析ツールをExcelに組み込んでしまえばよい。VBAで作るのも良いが、会社によっては動作を禁止している。Office Script(Type Script)が最近のExcelでサポートされた。文法的にはほとんどJavaScriptと変わらない。大学の授業でも使ったし、クライエントのコンピュータでも自動化のタブが出るので講習会用に全部Office Scriptで書き直した。作り方はブログを参照してほしい。
[1. Excel版pirikaツール]
- DataBuilder24.xlsx (8.2M) 図1
CAS番号とScoreのペアからHSPiP用のテーブルを作成する。12000化合物のデータベース(実測のあるものは実測、無い物はYMBの推算値)を搭載しているのでサイズがおおきい。 - SolvBinaryMix24.xlsx (6.7M) 図2
HSPiPのver.6に搭載のY-MB推算法では混合溶媒のHSPは体積平均にならない。プルダウンメニューに溶媒のCASを登録しておく。混合比率とHSP値を計算しグラフ化する。 - Y-MB on Excel.xlsx (1M) 図3
SMILESの構造式を解析してHSPの値を推算する。 - PoseidonCE2023.xlsx (67K) 図4
モノマーや溶媒、開始剤の物性値はDBで持たせてある。DBからコピーしてくればシミュレーション結果を表示する。 - Ridge-Lasso.xlsx (115K) 図5
LASSO回帰、」RIDGE回帰用のシート。Factorを調整しながら計算することができる。 - 分析ツール いろいろ
[2. 結末]
講習会用に、コピペしなくてもExcel上でデータを処理できるようにした。ところが、IT部署からExcelの自動化タブは利用禁止とされ、作ったものはすべて無駄に。実験系の上司は思いつきで変な事を言い出す。コピペもできない研究者にはそもそもMIをやらせてはいけない。良い勉強になった。
[3.図表]





[4. Pirikaのブログからの転記]
5116 Excel on the Web 初のTypeScriptプログラム 2023年4月27日
5120 ハンセン溶解度パラメータ(HSP)推算がExcel上で動くようになった。 2023年4月29日
5177 Power AutomateでY-MB計算の自動化 2023年5月4日
5771 Excelでハンセンの溶解度パラメータ(HSP)を計算する v-tube シナリオ2023年10月4日
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