「界面活性剤の解析と水和構造の推定(前編)(移動済み)」への5件のフィードバック

  1. 某関東の国立大学院生です。
    いつもサイトを拝見し、楽しく勉強させていただいています。

    (1)「それに対して、Hv25はC9以下では直線に乗るが、それ以上では明らかな屈曲点が存在する。これが、疎水性相互作用を打ち壊すのに必要な余分なエネルギーになる。」と記載がありましたが、C10以上では疎水性相互作用を打ち壊すエネルギーが必要になるということで良いでしょうか。
    ミセル形成では、疎水性相互作用が強まる(疎水基が集まる)と考えていたので、疎水性相互作用を打ち壊すというのがイメージつきませんでした。むしろ、疎水性相互作用が高まると思っていました。

    (2) ホフマイスタ系列と界面活性剤の形成に興味があるのですが、HSPでもイオンがCMCに与える影響を解析できるのでしょうか。特に、水の構造を破壊させ、溶質の疎水場を変化しうるカオトロピック性のイオンと界面活性剤のCMCとの関係性は興味深いと思っています。

    1. 疎水性相互作用というのは、一種の融解エネルギー(Heatof Fusion)のようなものと考えています。鎖長の長いものは25℃で固体です。その固体を沸点で蒸発させるためには、融解熱と比熱*(沸点-25)とHvBPが必要になります。でも、C9ぐらいまでは融解熱は考えなくて良さそうだという事です。
      疎水性相互作用を、凝集エネルギーと考えるか、融解エネルギーと考えるかの違いです。C10以上では凝集する力が高まる、融解、蒸発、壊す力が多く必要なので同じ事です。

      不勉強で、ホフマイスタ系列、カオトロピック性あたりは詳しくありません。ただ、基本的にはHSP(hansen solubility parameters)は蒸発潜熱(液体から分子一つを取り除き、1分子分の空隙を作るのに必要なエネルギー)で評価するのでイオンについてはあまり強くはありません。今度教えてください。

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