星新一のショートショートに、こんなのがある。
ある国でAIロボット兵士に「敵に国王を殺させるな」と命令した。
AIは考えに考えて、自分で国王を殺した。ミッション・コンプリート。
AIに人間を凌駕するするクリエイティビティーを発揮しろと命令した。
クリエイティビティーを持つ人間を駆逐すればAIが一番になれる。
おお、そうきたか!
賢いな!
僕が書いているpirikaのページなど、webユーザーの99.999999%には意味がない。ページで何か売っている(一応HSPiPのライセンス販売もしているが)わけでもないので、アクセス数が減っても特に問題は無い。個人的な忘備録みたいなものだ。HDを検索するより、誤字脱字(英語、日本語)があっても検索してくれるのでNetに置いておいたほうが見つけやすいだけだ。

そのpirikaへのアクセスが急速に落ちている。10年前は1日4000ぐらいだったものが、1年前ぐらいに10分の1に。今年になってから、さらに半分に。
来年の今頃にはほぼゼロになるだろうな。
これは、Googleの検索結果を、AIが要約始めた頃と一致する。
たしかに便利で、自分も要約だけ見て先のページは見なくなった。
2時間の映画を5分に縮めて見るような時代だ。
タイパがあがるのは良いことだ。
面白いのが、Googleのやっていることだ。
僕は自分のページをGoogleのアナリティクスで解析している。
より多く検索にかかるように解析結果を使う。
そのためには、解析する用のAIに正しい情報を与える必要がある。
正しい情報を持ったAIは上手に要約して、そのページにアクセスする必要を無くしてくれる。自縄自縛ってやつだ。
アキレスと亀というパラドックスを知っているだろうか?
知らなければ、Googleにきいてみよう。

pirikaが止まっていなければ、Google AIが追いつくまでには少し先に行く。また追いつくまでには、少し先に行く。時間を無限に細かくしていけば、無限回繰り返してもGoogleは永遠に追いつけない。
AIは、divided by zeroエラーで無限ループから抜けて追いつくかもしれないが。
Googleのやることは簡単だ。死んで動かなくなるまで待てば良い。
収入を途絶えさせれば死ぬのも早くなる。
人間は、ドラえもんに頼んで、未来の自分が何を書くか見せてもらおう!
(番組ではネタに困った漫画家とそんなやり取りがあったような)(ハンター*ハンターにもそんなのあったな)
逆に言うと、Googleは思考のワープができる人材だけを必要としている?
さもないと学ぶ先が無くなってしまうし。
普通の人はどうしたらいいのだろうか?
タイポグリセミア現象を使う!
えいあいや こもどは こゅみにけーしょん しょがういで なこいとを ぴりこかむは みけつました
(元の文章:えいあいや こどもは こみゅにけーしん しょうがいで ないことを ぴりかこむは みつけました)
さーっと流し読みすると、意味は通じる。これが人間の脳の認知機能だ。これならAIに学習されることはない。
変換プログラムはこちらにおいてあるので試してみよう。
プログラムの作り方は:
人工知能に勝つには、脳の認識機能を訓練するしかない。
僕のページみたいにJavaScriptのおもちゃが多いと、マニアックな人は読みに来るか。