隠遁Chemistと愛(AI)の交換日記
オーストラリアの研究者からメールを貰った。
15年前の私(LLC: Pirika.com社CEO 山本)が書いた猫の好きな香り、マタタビ・ラクトンの記事(2010年)を読んだオーストラリアの研究者が、その先の研究を行い論文を書こうとしているとメールをしてきた。
こうしたメールは実に嬉しい。
猫や犬の好きな香りを実際の実験と結びつけて検討している。
山本の最新の研究では、これまでの[dD, dP, dH]の3次元のHSPでは解析しきれない。
dHを酸塩基、特にルイスの酸塩基に分割して考えないと理解できない事を伝えた。
アカデミックにPirika Proを提供することも考えているので、良いケーススタディーになるかもしれない。
香りというのは単成分ではない。複数の香りの混合物が、例えばリラクゼーションに有効と言った場合には個々の化合物のHSPをパターニングする手法が必要になる。それにはpirika.com社で提供しているSOM:Self Organization Map法を使うのが有効だ。
SOM法は定性的な解析方法だ。香り成分がどのぐらい気化しやすいかを加味しなくてはならない。HSPiPには分子構造から相対揮発度(RER:Relative Evaporation Rate)を推算する式が搭載されている。このRER推算式もpirika.com社が提供している。
香りをHSPを使ってパターニングする。そのパターンによって似た性質を持つ。
例えば花の香をHSPを使ってパターニングする。するとワインの香りはバラの香りに近いことが示される。AIに香りを理解させるe-NOSEに、ハンセンの溶解度パラメータ(HSP)は重要な役割を果たしている。
カナダの首相も言っていたけど、中堅国家のアライアンスが大事な時代だ。
面白いネタに興味を持つなら中堅国家相手との協業は大事だ。
台湾の研究者と知り合いになりたいな。