2026.05.20
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補記 20260520
YMBでダミー原子を使う場合、Abbott先生は私の意図したものとは違う実装方法を取ったことが判明した。
XCCOCCというSmilesを入力してみる。
HSPiP ver 5.4で計算すると、Et:1つ、CH2CH2:1つ、O: 1つと正しく認識していると思っていた。

ver.6.2はソースコードを読んでいて間違いに気がついた。実際に計算してみると原子団にsideの表示がつく。
polymer smilesを解釈する時に主骨格と側鎖に分けて考える。この場合は全ての官能基は側鎖にアサインされている。

ver 5以降ポリマーを計算するY-PBのルーチンと低分子のY-MBを計算する部分をAbbott先生が共通化してしまったようだ。
Smiles中にXが一つでも入っていると、ポリマーのパラメータを使って計算してしまう。これは修正が厄介だ。MB6.dllの側を直せば良いというわけではない。本体のHSPiPを修正しなくてはならない。
ダミー原子[X]
ダミー原子Xはポリマーの繰り返しユニットの末端に使う。
[X]CC[X]はポリエチレンになる。
それ以外にも、界面活性剤 R-COO-Na+などを計算する時にR-[X] と[X]-COO-Na+に分けて考える。[X]-COO-Na+はイオン性なのでYMBでは計算できない。
RがC8の場合[X]のあるなしでYMBの分割は異なる。
CCCCCCCC C4H9-C4H9 ブチル基が2つ
CCCCCCCC[X] C4H9-CH2CH2CH2CH2 ブチル基が1つとブチレンが1つ
ブチレンがあるというのはある意味ラジカルだが、物性推算的にブチレン基を持つというだけだ。ラジカルの物性推算をしたのではない。
エーテルやエステルを説案した場合には特に問題になる。
R-[X] [X]OR’
R-[X] [X]OC(=O)R’
[X]があればエーテルやエステルだが、[X]が無いと自動的にHが入ってしまいアルコールとカルボン酸になってしまう。
ところが、HSPiPでは[X]があると全てポリマーとして計算してしまう。一見裏技で値は返っているが、ポリマー用のパラメータを使うので比較できない。
Pirika Proを使うしか無い。
ちなみに、JSMEで[X]原子を扱う方法
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