自称-ハンセンの溶解度パラメータ(HSP)を使えば、やりたい放題か?

自称-HSPを使えば、「HSP法を用いたXXX・システム」はいくらでも作れるか?
そのような事をする研究者は、信用、信頼を失うだけだと考えています。

JKU-HSP法(関西大学版HSP法)で推算した数値を自称-ハンセンの溶解度パラメータと呼んでいることは、前に書きました。(あえて固定ページの方へリンクします)

大学内部の学芸会みたいな発表のうちは目鯨を立てる事もありませんでした。
問題は、株式会社ミルボンと関⻄大学 山本秀樹教授との協働です。

HSP法を用い、毛髪ダメージ補修成分の効果予測システムを構築

ミルボン社はHSPの公式ソフトウエアーを購入していません。
それを持たずに、「HSP法を用いたXXX・システム」を構築する事は可能か?
と言う問題です。

詳しいことを次にまとめました

HSPiPユーザーは、ことの是非を一緒に考えてください。

「自分らが作成した、恣意的な値を返すソフトウエアーで、返す答えを「ハンセンの溶解度パラメータ」と呼び、それを使い、「HSP法を用いたXXX・システム」を作る。パラメータを適当に調整すれば幾らでも精度の高いシステムだと”自称”できる。
協働者はYYY-HSP法を使っているのであって、HSPiPは使っていないのだから、ソフトを購入しなくて良い。」

我々が、HSPiPを使って解析を行なった時に、「この2つの例外がなければパーフェクトなのにな」と残念がることはよくあります。

しかし、それならば、恣意的に値を作ってしまおうとは考えません。

「それが例外になったのには、我々が気がついていない、大事なサイエンスがあるはずで、その気づきを与えてくれた。」と考えます。

そう考えられないような研究者は、信用、信頼を失うだけだと考えています。

反論も含め、ご意見をお待ちしています。



「自称-ハンセンの溶解度パラメータ(HSP)を使えば、やりたい放題か?」への1件のフィードバック

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