過去の推算式を改良

pirika.comで化学
>チャピエモン-3rd Pirika Origin (CPO)
> ハンセン溶解度パラメータ (HSP)
> 化学全般
>
情報化学  >物性化学 >高分子化学 >化学工学 >その他の化学 >昔のもの
>情報化学ツール >MAGICIAN養成講座 >STEAM
>Pirika ツール群
ブログ
業務案内
お問い合わせ

MAGICIAN養成講座 > pirikaのやり方 > 過去の推算式を改良

[1. 概要]

化学の物性には様々な推算式がある。現在の深層学習(DL)の時代には、過去の推算式はどんどん意味が無くなる。新しいものは出てこなくなる。しかし、DL法は中がブラックボックス化する。人間には理解できないものになる。
失われる前にまとめておく。ここでの推算式のベースは重回帰法[*1]になる。

[2. 適用事例]

重回帰法をベースとした推算式は多く知られている。
 Appenのガラス物性推算[*2]
 Joback法低分子物性推算法
 Van krevelen 高分子物性推算法

[3. 重回帰法]

重回帰式の形は次に示すように非常にシンプルである。

=α1x1+α2x2αnxn+Const. (1) αx物性 = α1*x1 + α2*x2 ・・・αn*xn + Const.  (1)  α:係数、x:説明変数

説明変数にガラスの場合はmol%, Joback法では原子団の数、Van Krevelen法ではユニットセルの原子団をいれたテーブルを作成する。
それを重回帰式で計算して、α:係数を求める。

最新のコンピュータとソフト(Excelの分析にも重回帰法は搭載されている)を使えば簡単に重回帰式は得られる。ところが単純な重回帰法では過去の推算式の計算式係数を再現できない。しかも単純な重回帰法では逆設計に必要なレベルの推算式にならないことが多い。コンピュータもない時代にどうやって合理的な係数を求めることができたのか不思議なことだ。

式の形自体は(1)と同じになるが、LASSDGE法[*3]を使うと係数の最適化を図ることができる。誤差の項と正則化項をどのくらいの比率で最適化するかの係数λは研究者の主観が入る。唯一無二の係数が求まるわけではない。

[4. Pirika内リンク]

*1 重回帰法
*2 Appen式によるガラス物性推算式の拡張
*3 LASSDGE法


Copyright pirika.com since 1999-
Mail: yamahiroXpirika.com (Xを@に置き換えてください)
メールの件名は[pirika]で始め